仁川(インチョン)の代表的な観光地の中区月尾島(チュング・ウォルミド)を巡回する月尾海列車(写真)が、早ければ8月にも運行を開始するとみられる。
仁川交通公社によると、当初、今月中の開通を目指していた月尾海列車は、運行システムの構築と行政手続きが終わる7月以降に開通を延期した。工事は月尾海列車の完成承認申請後、安全検査に合格すれば、8月に運行を公式開始することを検討している。同公社の関係者は同日、「開通が少し遅れても、安全性を確認した上で、連結交通網を確保して事業性の増進案を補完してから開通時期を決めることにした」と話した。
仁川駅を出発して月尾公園駅を経由して月尾山を一周する6.1キロ路線を運行する月尾海列車は、今年1月に試運転に入った。2両1編成で、年間輸送能力は約95万人と試算される。平均車両速度は時速14.4キロで、区間一周に33分ほどがかかる。運行間隔は約8分。利用料金は、大人が8000ウォン、子供や若者は6000ウォンになるとみられる。
黃金泉 kchwang@donga.com