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米国で初の「韓国通」黒人空軍参謀総長

Posted March. 04, 2020 08:21,   

Updated March. 04, 2020 08:21

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「韓国通」のチャールズ・ブラウン米太平洋空軍司令官(58)が2日(現地時間)、初の黒人米空軍参謀総長に任命された。米国防総省は、「韓半島とアジアに非常に精通している。北朝鮮の挑発とアジア地域の地政学的な変化に対応することになる」と任命の背景を明らかにした。

 

ブラウン氏は1984年、テキサス工科大学土木工学科を卒業した後、予備役将校訓練課程(ROTC)を通じて任官した。F16戦闘機操縦士として活躍し、130時間の戦闘時間を含め2900時間以上の飛行記録を持つベテランだ。 

ブラウン氏は35年の服務期間中、2度にわたって延べ2年6ヵ月間、韓国で勤務した。中尉時代の1987年4月から88年10月まで群山(グンサン)米軍基地第35戦術飛行大隊でF16の操縦士として服務した。その後、2007年5月から08年5月まで大佐として群山米空軍第8戦闘飛行団長を務めた。ブラウン氏は国家安全保障に功績のある人に授与される保国勲章三一章を受けた。

 

ブラウン氏は黒人で初めて空軍参謀総長に任命された。以前に黒人で米軍高位職に就いた人物には、1989年から93年まで合同参謀総長を務めたコリン・パウエル元国務長官だけだと、米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。ブラウン氏の任期開始はデイビッド・ゴールドファイン現空軍参謀総長の任期が終わる6月30日以降だと、米国防総省は明らかにした。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com