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米中、軍事技術の北朝鮮搬入規制を論議

Posted September. 13, 2003 23:06,   

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米国は、核兵器およびミサイル開発に必要な先端軍事技術が北朝鮮に流出するのを防ぐための方策を中国と話し合っていると、ケリー米国務省次官補が11日、米上院で明らかにした。

ケリー次官補は同日、上院外交委員会に出席して、米中関係全般について証言し「米国は中国とともに、北朝鮮が核兵器およびミサイル、そして大量破壊兵器の開発・製造技術を外部から搬入するのを規制するために議論しており、今でも続けている」と話した。

同次官補は、ここ1週間にも中国とこの問題を話し合ったとして、中国は先端軍事技術の流出を規制するため、最近、船籍を封鎖したこともあったと付け加えた。

また、ケリー次官補は、北朝鮮が大量破壊兵器の拡散と関連した技術や物質を航空機を利用して、中国の領空を通過したり給油したりしようとするとき、これを規制する問題を中国にもちかけたことがあるのかという質問に「ある」と答えた。

さらに、同次官補は「中国は北朝鮮に燃料と食料を支援する最後の砦であり、供給先だ。その金額は年間5億ドル程度になるだろう」と推算した。

ケリー次官補は、中国が同盟国の北朝鮮と安定した関係を保ちたいと思っているだけではなく、北朝鮮から脱出した住民が国境を越えて中国に入らないことを望んでいると述べた。その上で「中国はたくみに(北朝鮮に)影響力を行使しており、中国の一貫した影響力が北朝鮮を会談のテーブルに引き出す上で貢献した」と評価した。



maypole@donga.com