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金氏遺体には仕掛け爆弾まで装着 CNN報道

金氏遺体には仕掛け爆弾まで装着 CNN報道

Posted June. 23, 2004 22:53,   

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殺害された金鮮一(キム・ソンイル)氏の遺体は、22日午後5時20分(日本時間午後10時20分)ごろ、バグダッドからファルージャ(イラク中部)方向に35キロ離れた地点で発見された。発見された当時、金氏の遺体には、仕掛け爆弾のブービートラップが装着されてあったものとされる。

米軍は、バグダッドとファルージャを結ぶ道路沿いで東洋人とみられる遺体を発見しており、イラクの韓国大使館当局者とカナ貿易の金チョンホ社長が、現地から電子メールで送られてきた写真で、金氏と確認した。イラク駐留米軍のスポークスマン、マーク・キミット准将は「遺体は車から投げされたように見えた。切られたままの頭部が一緒に見つかった」と説明した。

米CNNテレビは、米国防総省筋の話として「金氏の遺体には、ブービートラップが仕掛けられてあった」と報じた。ブービートラップは、人間が触ると爆発するように仕掛けられた爆発装置。金氏の遺体を収拾する連合軍の命を狙っていたものとみられる。

すでに殺害された遺体に、ブービートラップまで仕掛けていたとのことが伝えられた後、金氏を拉致したテロ組織の残酷さに、世界各国から非難の声が殺到した。