韓国は、世界で最もTOEICを受験する国であることがわかった。TOEICの主管機関である日本の国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が5日に伝えたところによると、韓国のTOEIC受験者は03年に169万人にのぼり、TOEICを創案した日本を抜いた。昨年も183万人が受験し、日本の143万人より多かった。
IIBC側は、韓国の各企業のTOEIC活用度が高く、小学校3年から英語教育を実施するにしたがい、受験者が急増したものと分析した。ビジネスの英語能力を測定するために、日本が米国の非営利機構に依頼して79年に初めて実施したTOEICは、導入初年度、日本で3000人が受験したが、現在は世界およそ60カ国で、年間450万人が受験している。
韓国・日本の以外では、台湾が年間5万人あまり、タイが4万6000人など、アジア地域の受験者がとくに多いことがわかった。中国は02年、受験者がおよそ1000人にすぎなかったが、英語教育への関心が高まるにつれ、昨年には3万人を突破した。IIBCによると、最近では、中南米・欧州でも受験者が増えている。
redfoot@donga.com