20日から日本に入国する16歳以上の外国人は、指紋や顔写真を登録しなければ、入国が拒否される。
同日、日本全国の27の空港と126の港湾で一斉に施行される新しい入国審査制度によれば、外国人は入国審査台で、両手の人差し指を指紋読み取り機に乗せ指紋採取手続きを踏むと同時に、指紋認識機の上端に設置されたカメラを通じて顔写真の撮影に応じなければならない。
この過程でテロリストなど要注意人物だと判断される場合は、入国が拒否される。採取された指紋情報は、滞留管理と犯罪捜査にも使われる。
在日韓国人など特別永住者と16歳未満、外交および共用目的の訪問者、国家招待者などは指紋採取が免除される。
一方、在日本大韓民国民団(民団)中央部は19日、声明を出し、「テロ防止を名目とするこの制度は、外国人を犯罪者扱いすることで容認できない」と発表した。
民団は、「米国の新しい入国審査制度でも、永住権を持つ外国人は指紋捺印対象から除かれるのに、日本の場合は、特別永住者だけ除外し、一般永住者は対象に含まれている。日本政府は制度を見直し、生活基盤が日本にある定住外国人は指紋採取対象から除外しなければならない」と促した。
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