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登山客を震え上がらせた「無等山のリス」、コソ泥に転落

登山客を震え上がらせた「無等山のリス」、コソ泥に転落

Posted April. 15, 2014 03:29,   

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先月25日午前1時、光州(クァンジュ)西区のある肉屋。ある男がマスクをして食堂の窓をはずして入った。しかし、非常ベルが鳴ると、レジの小銭1500ウォンだけを取って逃げた。

光州西部警察署が通報を受け、肉屋周辺の防犯カメラを分析した結果、この男は「無等山(ムドゥンサン)のリス」と呼ばれたイ容疑者(56)だった。イ容疑者は前科13犯で、1997〜98年、無等山證心寺(チュンシムサ)一帯でカップルを狙って8回も強盗を犯し、逃げ足が速いことから「無等山のリス」と呼ばれた。

イ容疑者は2012年、光州東区のある宝石店で5000万ウォン相当の貴金属を盗んで服役し、昨年12月に出所した。しかし泥棒は止められなかった。先月28日から今月9日までの間に光州と大田(テジョン)の3ヵ所のコンビニエンスストアで現金約140万ウォンを奪った。

警察は、光州のある市内バスの防犯カメラでイ容疑者を確認し、13日午後1時、光州西区の良洞(ヤンドン)市場周辺の河川で老人たちと花札をしているイ容疑者を発見した。5人の刑事が名前を呼んで近づくと、イ容疑者は激しく抵抗し、刑事の肩に噛みついた。イ容疑者は逮捕後、「25年間監獄暮らしだった。年を取り、日雇いも難しかった。生きていくために強盗をせざるを得なかった」と話した。警察はイ容疑者に対して拘束令状を申請する予定だ。