「プーチン宮殿」疑惑の建物にポールダンスの舞台やスケートリンク

ロシアのプーチン大統領が実所有者という疑惑が提起された南部のリゾート都市ゲレンジークの豪邸の内部が一部公開された。「プーチン宮殿」という名にふさわしく、ポールダンスの舞台、劇場、アイスホッケー用のスケートリンク、水タバコを吸う空間などがあると、英紙タイムズが２１日付で報じた。

今回の公開は、収監されている、プーチン氏の政敵のアレクセイ・ナワリヌイ前ロシア進歩党代表の仲間が、ネットのウェブハードに約５００枚の豪邸内部の写真をアップロードしたもの。ナワリヌイ氏側は昨年１月、この邸宅の設計図面と予想される内部の様子の動画をユーチューブに投稿し、今回は実際の写真を公開した。１０億ドル（約１兆２千億ウォン）とされたこの邸宅には、多くの寝室と浴室があり、すべての部屋にシャンデリアがあるほか、壁には絵がかかっていた。室内プールには大理石の柱があり、舞台、劇場、スケートリンクなども大変豪華だ。

黒海の沿岸にあるこの邸宅は広さ１万７６９１平方メートルで、ロシアで最大の個人邸宅だ。ロシア連邦保安庁（ＦＳＢ）は、邸宅周囲１.６キロを接近禁止区域に指定し、一部地域を保安庁が所有している。プーチン氏側は、邸宅の存在は認めながらも、実所有者という疑惑は否定している。プーチン氏は昨年１月に暴露された時、「つまらない」と述べた。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com