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核武装可能なB-52H爆撃機も韓半島に展開

核武装可能なB-52H爆撃機も韓半島に展開

Posted March. 07, 2023 08:18,   

Updated March. 07, 2023 08:18

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米国の戦略爆撃機B-52Hが6日、韓半島に飛来し、韓国空軍の戦闘機と合同訓練を行った。核武装が可能なB-52Hの韓半島での展開は昨年12月以来3ヵ月ぶり。

3日に「空の暗殺者」と呼ばれる無人攻撃機リーパー(MQ-9)と「死の白鳥」と呼ばれる戦略爆撃機B-1Bが展開したのに続き、B-52H爆撃機まで韓半島に出動したのだ。北朝鮮に対して米戦略兵器の常時配備に準ずる拡大抑止力を誇示することで、13日から始まる合同軍事演習「フリーダムシールド(FS)」に対して挑発を予告した北朝鮮指導部への警告とみられる。 

軍によると、6日に韓半島に展開されたB-52Hは、韓国空軍の戦闘機F-15K、KF-16と西海岸上空で合同訓練を行った。B-52Hは、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の通常角度での発射を示唆した昨年12月にも、米空軍の最強ステルス戦闘機F-22「ラプター」と共に飛来し、韓国空軍と合同訓練を行ったことがある。軍は、「頻度と強度の面でより多くの米戦略兵器の韓半島展開を見ることになるという約束を米国が履行した」と伝えた。

韓米は、FSの演習期間だけでなく演習前後にも米戦略兵器を頻繁に韓半島に配備し、北朝鮮に対する抑止力を誇示する方針だ。今月28日を前後して米国の原子力空母「ニミッツ」(10万トン)も展開される予定だという。政府情報筋は、「米国の拡大抑止(核の傘の提供)による対韓防衛公約が空言でないことを今回の演習を通じて証明するだろう」と話した。

このような中、韓米空軍は6日から10日までF-15K戦闘機やA-10攻撃機など約10機の航空戦力を動員し、今年初の「サンメ訓練」(大隊級合同訓練)を実施すると明らかにした。


尹相虎 ysh1005@donga.com · 孫孝珠 hjson@donga.com