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「水槽の水で火を消しましょう」 警察が活魚車を止めて車両火災を鎮火

「水槽の水で火を消しましょう」 警察が活魚車を止めて車両火災を鎮火

Posted May. 22, 2023 08:30,   

Updated May. 22, 2023 08:30

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「火事だ!」

19日午後2時ごろ、忠清北道曽坪郡曽坪邑(チュンチョンブクド・ズンピョングン・ズンピョンウプ)のチョジュン交差点。交通勤務中だった忠清北道警察庁第1機動隊所属の警察たちは、道路沿いに急停車した4.5トンの貨物車運転席の車輪側から、火がついたまま煙が出ているのを発見した。

警察たちは、近くの店から消火器を持ってきて鎮火に乗り出すと同時に、近くにあった機動隊バスに支援を要請した。しばらくして機動隊バスが到着すると、バスの中にあった消火器まで総動員したが、鎮火には力不足だった。

その時、機動隊員の一部がちょうど現場を通っていた刺身屋の活魚運搬車を発見した。焦るあまり、警察が車を止めて事情を説明すると、運転手は快く「助ける」と言った。続いて、活魚運搬車の運転手の助けで、水槽にあった水を噴射し、炎と煙をすべて消し止めることができた(点線内)。おかげで同日の火災は大きく広がらず、貨物車やタイヤなど20万ウォン(消防署試算)の財産被害を発生させるレベルで終わった。けが人もいなかった。

忠清北道警察庁の関係者は、「ブレーキ過熱によって火災が発生したと推定される」とし、「完全鎮火まで9分ほどかかったが、迅速な初動措置と活魚車の運転手を含む市民の協力で、大きな被害なしに火を消し止めることができた」と話した。


張基祐 straw825@donga.com