米ジョージア州に、SKグループの名を冠した道路ができた。SKグループが地域社会に貢献した功労を記念するための措置だ。
SKオンは、ジョージア州ジャクソン郡コマース市の「スティーブ・レイノルズ・インダストリアル・パークウェイ」の道路名が「SK道路」に変更されたと、20日明らかにした。該当道路は、SKオンが運営するSKバッテリーアメリカ(SKBA)の敷地の近くにある。
ジャクソン郡は、SKBAが良質の雇用を創出するなど、地域社会に貢献した功労を認め、道路名変更を決めた。SKオンは19日(現地時間)、SKBAの関係者やコマース市のクラーク・ヒル市長、ジャクソン郡のジム・ショー商工会議所長ら地域の主要人物とともにSKBA工場で扁額除幕式を行った。この席でヒル市長は、「コマース市とジャクソン郡を代表して、SK Blvd.の公式改名のための表示板を披露する」と明らかにした。
SKBA法人は、2018年11月に設立された。生産設備の構築に向け、計26億ドル(約3兆ウォン)を投資し、昨年から9.8GWh(ギガワット時)級の第1工場と11.7GWh級の第2工場の運営を開始した。50kWh(キロワット時)級の電気自動車約40万台を生産できる規模だ。ここで生産されたバッテリーは、フォードやフォルクスワーゲンなどに供給される。
SKBAは、ジョージア州に2024年を目標に約束した採用規模(2600人)を昨年末に早期達成した。ジョージア州のブライアン・ケンプ知事はこれに対し、「ジョージアが未曾有の成長を成し遂げ、市民が恩恵を享受している」と感謝の意を伝えた。
SKオンは、ジョージア州で現代(ヒョンデ)自動車グループと提携し、新しいバッテリー合弁工場も推進している。35GWh規模で2025年の稼動が目標だ。ジョージア州もこのような投資に応えて、7億ドル(約9000億ウォン)の補助金を支給することにした。
パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com