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ユーチューバーの総収入年1兆ウォン、上位1%は1人当たり8.5億ウォン

ユーチューバーの総収入年1兆ウォン、上位1%は1人当たり8.5億ウォン

Posted February. 08, 2024 08:48,   

Updated February. 08, 2024 08:48

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ユーチューバーのキムさん(41)は、2021年にゲームコンテンツのチャンネルを作ったが、チャンネル登録者数は最近になって5千人を超えた。最初の頃は毎日動画をアップして力を入れたが、チャンネル登録者はなかなか増えなかった。これまでに500件以上の動画がアップされ、今も毎月10回以上ライブを行う。しかし、1ヵ月の収入は30万ウォン前後だ。

ユーチューバーやインターネット放送司会者(BJ)などの個人メディアクリエーターが申告した収入が年間1兆ウォンを超えたが、収入の二極化はますます深刻になっていることが分かった。7日、最大野党「共に民主党」の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)議員が国税庁から受け取った資料によると、22年、個人メディアクリエーターとして収入を申告した人数は3万9366人で、彼らが申告した収入額は計1兆1420億ウォンと集計された。収入額は個人メディアクリエーターの所得から各種経費を差し引いていない金額で、一般企業の売上高と同様の概念だ。

彼らの総収入額は、19年875億ウォンから20年4521億ウォン、21年8589億ウォンと急速に増加している。収入を申告した個人メディアクリエーターも、19年2776人から20年2万756人、21年3万4219人に大幅に増加した。クリエーターが増え、総収入規模も自然に大きくなったものと推測される。

しかし、クリエイターの収入格差はさらに拡大した。22年にクリエイター収入上位1%に該当する393人の1人当たり平均収入は8億4800万ウォンで、3年前(6億7100万ウォン)より26.4%増加した。一方、全体の個人メディアクリエーターの平均収入は22年2900万ウォンで、19年(3200万ウォン)より300万ウォン(9.4%)減少した。

アフリカTVで、「パク・ミョンギュのアクションTV」というチャンネルを通じて7年ほど演技芸術分野のライブ放送を行っているパク・ミョンギュさん(52)は、「ここ数年、年平均2千万ウォン以上は稼いでいたが、昨年は収入が500万ウォン以上減った」と話した。実際、下位50%のクリエイターの平均年収は、19年100万ウォンから22年30万ウォンに下がった。


金道炯 dodo@donga.com