現代(ヒョンデ)自動車は31日、「アイオニック5」の自動運転ロボタクシーが米国で運転免許を取得する過程を収録したキャンペーン映像をユーチューブチャンネルに公開したと明らかにした。映像の中でロボタクシーは、米国ネバダ州の走行試験官を助手席に乗せてラスベガス市内でテストを受けた。従来のように交通ルールの遵守や急停車、前方の障害物に対する対応などをテストする方式だ。ここで免許を取得したロボタクシーは、実際に視覚障害者であるパール・アウトロー氏が希望する目的地まで送っている。
「アイオニック5」ロボタクシーは、現代自動車グループと米国の自動運転技術専門企業のアプティブ(Aptiv)が2020年に設立した合弁法人モーショナルが開発したレベル4(SAE基準)の自動運転車。現代自動車のチ・ソンウォン・ブランドマーケティング本部長は「未来モビリティを追求する現代自動車アイオニック5ロボタクシーの安全性と信頼性を知らせたかった」と話した。
金在亨 monami@donga.com