Go to contents

金先物が2300ドル突破、世界的インフレ再燃への懸念強まる

金先物が2300ドル突破、世界的インフレ再燃への懸念強まる

Posted April. 05, 2024 08:48,   

Updated April. 05, 2024 08:48

한국어

金や原油などの原材料と株式、暗号資産に至るまで主要資産の価格が一斉に値上がりする、いわゆる「エブリシングラリー(everything rally)」が展開され世界的なインフレ再燃が懸念されている。

3日(現地時間)、ニューヨーク商品取引所によると、金先物は6月渡しが前日比1.5%(33.2ドル)高の1オンス=2315.0ドルで取引を終えた。 先月4日、史上初めて2100ドルを突破したのに続き、1ヵ月で2300ドル台を超えた。

中東戦争など地政学的危険が高まり、国際原油価格も連日上昇傾向を見せている。同日、ブレント油先物の6月渡しは、前日比0.48%(0.43ドル)高の89.35ドルで取引を終え、昨年10月以来の高値をつけた。銅(3.0%)とアルミニウム(2.1%)価格も急騰し、今年の最高値を更新した。今年初めて5000台を突破した米国スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種指数は年初以後9.9%上昇し、同期間、暗号資産の代表銘柄であるビットコインは62.9%も暴騰した。


イ・ドンフン記者 dhlee@donga.com