Go to contents

ライブ公演も自宅でリアルタイムで鑑賞、ソウル市がプラットフォームを再編

ライブ公演も自宅でリアルタイムで鑑賞、ソウル市がプラットフォームを再編

Posted May. 10, 2021 08:28,   

Updated May. 10, 2021 08:28

한국어

新型コロナウイルス禍によるオフラインの文化イベントが減少する中、ソウル市の様々な文化イベントをオンラインで鑑賞できるようになった。

ソウル市は9日、新型コロナ以降、市民の変化したライフスタイルを反映して、文化イベントオンラインプラットフォーム「ソウル文化ポータル」(culture.seoul.go.kr)を非接触型コンテンツ中心に大々的に見直したと明らかにした。オンラインソウル文化フォーラムは、ソウル市と25の自治区、関連機関が主催・後援する文化イベントを案内する情報伝達中心のサイトだった。

再編により、ソウルの公演・展示・お祭りなどを映像で観覧・鑑賞できる「文化映像」メニューを新設した。△公演、△展示、△フェスティバル、△バーチャルリアリティ(VR)、△インタビュー、△教育・体験、△ライブなど、ジャンル別にコンテンツを提供し、希望するコンテンツを検索できる機能も設けた。特に、ライブ公演をリアルタイムで見られるよう、ストリーミングチャンネル(ユーチューブなど)を連携した。

ユーザーに最新の人気コンテンツを推薦する機能と、全地球測位システム(GPS)を利用してユーザーの現在位置を把握後、周辺の文化イベントや施設を知らせる「私の周辺イベント」機能も登場した。

独自のPRプラットフォームのない文化芸術家や民間企業、団体、街頭公演(バスキング)チームなどが、イベントや公演をPRし、申し込みできるメニューも作った。ソウル市を代表する文化祭り・資料・政策、ギャラリーなど、様々な文化情報を集めたアーカイブスペースも設けられた。

ソウル市のペク・ウンソク文化政策課長は、「市民がソウル文化ポータルを通じて、自宅でも良質の文化芸術公演を楽しめるものと期待している」と語った。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com