金融通貨委員会は、7月にもコ−ル金利を先月と同様に現水準(年間5%)を引き続き適用すると述べた.
また、8月1日から行われる韓国銀行の流動性調整貸出利率を年間4.5%に決めた.
全哲煥(ジョン・チョルファン)韓国銀行総裁は6日、金融通貨委員会を終えた後の記者会見で「信用梗塞現象が緩やかになってはいるが、リストラに対する不確実性で、不安心理は常にある。金融市場の安定に重点を置いてコ−ル金利を現在の水準で保持することにした」と明かした。
同総裁は、「6月に入って消費者物価が大幅値上がり、やや不安げをみせていたが、物価上昇が基調的なものかどうかを判断するため、一ヶ月ぐらい状況変化を見守る」と話した。
続いて、「資金のマ−ケティングは多少不安だが、債権ファンド・2兆4000億ウォン(2400億円相当)を既に形成し、改善される余地はある。但し、予測できない労使問題が変数として作用する」と見越した。
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