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梨花前 外国人向けショッピングコースに

Posted July. 10, 2000 11:28,   

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ソウルのシンチョン(新村)にある梨花女子大学前通りが新しいショッピングタウンに変わりつつある。10代と20代前半の若者にとっては昔から変わらない名所でもあるが、ソウルを訪れる外国人観光客が必ず立ち寄るショッピングコースになったようだ。

イデ(梨花女子大学)正門から地下鉄2号線イデ入口駅を結ぶ西大門区テヒョンドン56−40一帯にはアクセサリーや衣服などを取り扱う店が1000件余りある。昨年から日本人や中国人といったアジア地域からの観光客が多く訪ねるようになった。

昨年の西大門区の調査によると一日約500人の外国人観光客が訪れ、今年に入ってからは週末に1日平均1000人余りが訪ねていることになる。

イデ前の商店街が外国人観光客たちを誘惑するものは、価格の低さと金釜空港へ向かう都心の最後の観光名所だという点だ。空港まで30分で到着できる交通上の利点が大きく作用しており、また韓国伝統の持ち味を生かしたアクセサリーや衣料などの‘特別商品’を開発したことも外国人を虜にすることのできるマーケティング戦略だった。

さらに粉食店(定食屋)などの低価格な飲食店が密集しており、韓国的でおいしいものを手軽に味わいたい外国人の足を引き寄せるようだ。彼らはそこで帰国用の土産を安く買い求め、空腹をも満たす勘定なのだ。

アクセサリー店“ハイナリ”のオーナーハン・ソンヒョン氏(50)は「日本人は龍の模様の2重リングをよく求めに来ます。一つあたり8万ウォンから10万ウォンなのでイテウォンよりも20パーセントから30パーセント安いのです。」と話している。



チョン・ヨヌク、イ・ドンヨン記者 jyw11@donga.com