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「韓国金融改革、いい加減ではいけない」

「韓国金融改革、いい加減ではいけない」

Posted July. 10, 2000 21:59,   

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ウィリアム・マクドナーニュ−ヨ−ク連邦銀行総裁は、「韓国の経済危機が完全に解決していないため、金融改革をいい加減に終わらせてはいけない」と強調した。

米国連邦準備制度理事会(FRB)公開市場委員会に所属しているマクドナー総裁が8日、ソウルで開かれた「韓国銀行創立50周年記念」シンポジウム画像演説でこのように話した。

同総裁は「シンガポ−ルの中央銀行に当たる通貨庁が、アジア経済危機の最中に思い切った金融改革を打ち出し効果を上げた。このように、しっかりとした金融制度を整えた国こそ経済を上手く運用出来る」とし、「従って韓国をはじめアジア国家が長期的に成長を成し遂げるためには、金融及び、企業のリストラを持続しなければならない」と主張した。

また「アジア国家が中央銀行を通した資本コントロ−ルをせずに借入を望むならば、投資促進を励ます巨視的経済政策によらないといけない。特に短期為替のコントロ−ルは避けなければならない」と強調した。今回の会議には、全哲煥(ジョン・チョルファン)総裁の開会辞、アンドル・クロケット国際決済銀行(BIS)事務総長の講演、マクドナー総裁の画像講演などの順番で行われた。



パク・ヒョンジン記者 witness@donga.com