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米軍、漢江に毒物、無断放流

Posted July. 13, 2000 19:06,   

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在韓米軍が多量の毒物を下水口を通じて漢江に無断で放流したという主張が提起された。

緑連合{事務庁長、イム・サムジン(林三鎮)}は13日、ャEルのキリスト教連合会館で記者会見し、2月9日、米8軍の霊安室がポルムアルデヒドとメタノール成分が入った死体防腐処理用の溶液20ボックス(475ml瓶、480本)を浄化処理もしないで下水口に放出したと主張した。

緑連合は無断で放流する場面を移した写真と捨て残した空き瓶、放出当時の担当者の陳述書の一部などを証拠物に提出した。この陳述書では霊安所の副責任者

(Mcfarland Albert)が一等兵に死体防腐処理用の溶液を流し台に捨てろと命令して、

毒物が漢江に流されてしまうとの抗議があったが悪態をついて実行を強いたと書いてある。

空き瓶のラベルには毒物:無毒性にできないと書いてあり、下水口など、水が流れる所に流すことを避けるようにと明記されている。米軍は韓国内で各種の事故で死亡した米軍を本国に送還する前に死体の腐敗を防ぐためポルムアルデヒドを使用してきた。

緑連合は今回の事件を調査する過程でこのようなことが日常的に行われていたという関連者の陳述を得ることができたと主張している。今回の事件はポルムアルデヒドを捨てる過程で、この物質に露出された軍務員が3週間休んだことで事件が明るみになったと緑連合は説明する。

事件は5月15日、米8軍34司令部に報告されたが34司令部は7月10日、水に薄めれば人体に

害はなく、漢江に流したのは水に薄めたものであるため、なんの問題もないという結論を出していたことがわかった。米軍内の規則ではこの薬品は沖縄の米軍基地にあるポンプシステムでのみ処理されるようになっている。

イム・サムジン事務庁長は6月頃、この通報を受けたが、34司令部の結論が出るまで待っていたとして、アメリカと米軍の韓国国民に対する吟ヤな態度を確認できた事件だと主張した。

緑連合は米軍と韓国政府に△毒物を漢江に捨てた責任者の処罰△トマス・シュワルツ

在韓米軍司令官の謝罪と再発防止の約束△SOFA(在韓米軍の地位に関する協定)に

環境関連の規定を作ることなどを求め、今後ャEル市民を原告に、環境部長官を被告とする訴訟を起こす計画だと話した。一方、環境部からこの事件に対する公式的な確認要請を受けた在韓米軍は廃棄物の処理記録などについての自らの内部調査の後、近く公式的な立場を発浮キるとしている。