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大使館レセプションは「外交の花」

Posted July. 14, 2000 12:22,   

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各国大使館が主催するレセプションは外交の花だ。駐在国の著名な人士らを招待,挨拶を交し,お互いに関心分野に関して見解を述べる事により,難解な問題もすんなりと解決できる場合が多いため,大使館としてはレセプションを戦略的な外交手段として活用する。また,各国の大使館はレセプションを通し,駐在国の比重ある人士らに,自国の政策と文化などを紹介できる機会に活用する。勿論,韓国側人士らにもレセプションは大使など,外国外交官らに韓国の立場を説明できる絶好の機会だ。

各国の大使館は随時,レセプションを開催するが特に,国家的記念日など,主要レセプションには平常時よりも多くのVIPを招待する。

14日はフランス最大の国家記念日である革命記念日。フランス大使館のジャン・ポール・レオ大使は,当日,西大門(ャfムン)区ハップ洞大使官邸で,午後6時から8時まで革命記念日のレセプションを開く嵐閧セ。じつに1500人に達する人士を招待する超大型セレモニーだ。韓国の政官界,財界,文化界,言論界などの人士らと各国外交使節などが皆集まり,「レセプション外交」を繰り広げる。

フランス大使館関係者は「この日のレセプションの公式的行事は大使の歓迎の辞と音大生らによる合唱だけだ」といい,「残りの時間はレセプションに参席された人士らがフランス料理を気楽に味わいながら,各個人が事前に準備しておいた[外交チャンス]を活用できる」と説明した。また,同関係者は「韓国各界の高位人士らが相当数参席するため,普段,関心をもっていた懸案に対する意見を直接聞けるだけでなく,フランス政府の立場に関しても説明できる機会なので我々は毎年催される革命記念日のレセプションを大変重要に扱っている」と述べた。招待者の中で,800人が韓国人で,700人余りがフランス人なので,韓ー仏間だけでのマンツーマン外交も可狽セ。

ドイツ大使館はドイツ統一(1990年10月3日)を記念し,毎年10月2日成北洞(ャ塔uックドン)大使官邸で大規模なレセプションを開催する。この席には,韓国に進出したBMW自動車とジーメンスなど,ドイツ大企業支社長らも参席,両国間の経済懸案を含んだ幅広い分野をありのまま論議できる。

中国大使館の場合,建国記念日である10月1日前後に行われる国家記念日レセプションが最も大きなセレモニー。当大使館は前年,建国50周年を迎え,1000人余りを招待,盛大なパーティーを開いた。

米国大使館は国家記念日である「独立記念日(7月4日)」を前後に,大使官邸に主要人士を招待して開催されるレセプションが重要な行事。レセプションの規模と内容は大使の趣向により違ってくる。スティーブ・ボスワーズ大使は,今年,当レセプションを参戦勇士の日である5月29日開催した。