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米軍、毒物放流を認める

Posted July. 14, 2000 20:14,   

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在韓米軍司令部は今年2月、ソウル竜山基地で人体に致命的な有害物質である

ポルムアルデヒドを漢江に無断で放流した事実を環境運動団体の緑連合が問題とする以前の6月にすでに知っていながらもこの事実を隠していたことが14日明らかになった。

在韓米軍のキャロル・F・シュミット(女・予備役少佐)公報室長代理はこの日の午前、

公式的なブリーフィングを通じて、2月9日、ポルムアルデヒド75.7リットル(20ガロン)が

竜山基地内の下水道を通じて一回廃棄されたことを確認したとして、再発防止のために

全ての措置が取られたと話した。

在韓米軍は6月、ポルムアルデヒドの無断放流とその有害性について在韓米軍の内部で

問題が提起されたため、内部調査を行い、無断放流の事実を確認していたことがわかった。

シュミット公報室長代理は緑連合の問題提起の前に無断放流の事実を知っていたかという

質問に対し、司令部と在韓米軍の勤務支援団もその事実を知っていただろうと述べ、

在韓米軍は今回の事件を遺憾に思い、韓米両国の環境規定を守るため、引き続き努力して行くと話した。しかし、シュミット公報室長代理は放流されたポルムアルデヒドと廃水は竜山内部の下水処理場で1、2回の廃水処理を経てからナンジ島の下水処理場で最終的に処理されるため、環境にはなんの害もなかったとみられると主張した。

在韓米軍がこの日確認したポルムアルデヒドの放流量は緑連合が13日主張した放流量、

228リットルの3分の1に過ぎない。しかし、アメリカ側は今回の事件と関連して責任者の処罰と今後の対策に関する具体的な言及をしていないため、市民と環境団体の反発が予想される。