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韓国の技術、先進国に比べ国際競争力落ちる

韓国の技術、先進国に比べ国際競争力落ちる

Posted July. 14, 2000 21:45,   

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「量は世界のトップレベルだが、技術力は2流。」

韓国技術の国際競争力について、韓国政府が下した判断である。

産業資源部が14日発浮オた「主な産業別の見通しと発展戦略」報告書によると、韓国は世界市場のシェアで上位を占めているが、1人当たりの生産性と技術力などの国際競争力は先進国に比べて遥かに落ちることが分かった。

昨年、世界市場の41%を占めて日本をおさえてトップに踊り出た造船業。当分トップを保つだろうと見通しているが、作業員の技術力と生産の効率・自動化の面では日本の80%レベルに過ぎないと評価された。

LCD等、ディスプレー業は昨年、日本に次いで2位を記録した。しかし、技術レベルは日本の60%程度。生産・製造技術は日本に近いが、部品や素材及び装備技術が遅れを取っている。

デジタル家電のシェアは5位(4.0%)で、幾つかの品目では世界で初めて量産に成功するなど、目を見張る成長を見せている。しかし、値段の10%以上を外国の会社に技術力として払っていることを考えると、そう喜んでもいられない。

繊維と鉄鋼、石油化学などは昨年、それぞれ4位(5.5%)と6位(5.2%)、3位など、上位を占めていたが、日本などの先進国に比べると競争力はそろぞれ50〜80%レベルにとどまっている。

自動車は7位だが、技術開発力などは依然として低く、11位(2.0%)を占めているコンピューターは、技術力の面で2〜4年遅れていると評価された。