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北朝鮮でビジネスしやすい所

Posted July. 15, 2000 15:30,   

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北朝鮮内で韓国企業が進出するのに一番有望な地域は、ピョンヤン(平壌)—ナンポ圏とシンウィジュ圏だという分析が出た。

現代経済研究院は、14日、北朝鮮内に進出した有望地域の条件として、△港を挟んだ海岸都市地域 △産業基盤施設が整った所 △北朝鮮体制に影響を及ぼさず、北朝鮮側から受入れられやすい地域 △隣接国との経済的互換性がある所 △人材を調達しやすい地域等を選び、ピョンヤン—ナンポ圏とシンウィジュ圏がこのような条件に一番合っていると述べた。北朝鮮の中心圏であるピョンヤン—ナンポ圏は、韓国企業が既に進出し、高等教育機関が密集され、高級人材を調達しやすいのが長所である。また、所得が増えながら、内部市場が形成される可能性も一番高いという点も有望である。

シンウィジュ圏は、北朝鮮—中国間での交易の80〜90%を担っている北朝鮮の対外出入口であり、現在北朝鮮で、韓国企業に一番積極的に勧めている地域という点が魅力的である。研究院は、ウォンサン—ハムフン(咸興)圏の場合、重工業中心の産業基盤を整え、軽工業中心に進出する場合、初期の経済協力段階では、優先順位が落ちると指摘した。全般的に東海岸地域が西海岸より環境が劣悪であるということである。

韓国と隣接したへジュ—ケソン圏は、物流費が少なくて済むし、韓国側の遊休電力を利用出来るという利点もあるが、接境地域なので軍事基地が密集し、北朝鮮にとっては受入れ難いと予想されている。

また、特別区域で出発し北朝鮮側から外国企業誘致に一番積極的であったナジン—ソンボン圏は、劣悪な社会間接資本・施設と産業基盤の不在等で既に失敗した地域であるが、物流及び観光業種は、考慮すべきであると研究員は指摘した。