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金大統領、FT紙と会見

Posted July. 17, 2000 19:42,   

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キム・デジュン(金大中)大統領は17日、南北問題と関連して、南北首脳会談の成功により

突破口は開けたが、完全な統一に至るまでは20年から30年かかるだろうと述べた。

キム大統領はこの日、イギリスのファイネンシャル・タイムスとの会見でこのような見解を見せ、会談の成功はキム・ジョンイル(金正日)委員長が私の考えを受入れ,見解を変えてくれたため可能であったと話し、キム委員長は感覚の優れた頭脳の明晰な人だと評価した。

キム大統領はその間、関心を集めていたピョンヤンのスンアン空港から市内に移動するまでの50分間、リムジンにキム・ジョンイル委員長と二人だけで乗車していた際のことについて、特別な話しはなかったと明らかにした。キム大統領は、初対面の席であったし、キム委員長がどんな態度を取るかまったくわからなかったので多くの話しをすることができなかったと述べ、2人とも60万人の歓迎の人々に窓を開けて手を振っていたため特に話す時間もなかったと説明した。

キム大統領とキム委員長のこのリムジンでの50分間についてこれまで多くの憶測があった。

特に韓国の野党議員らは当時の状況を大統領との通信切れ及び警護の無防備状態と規定し、その背景を国会で追求した。キム大統領は韓国は南北の経済協力を通じて問題を解決していくと述べ、統一費用はドイツのように多くはかからないだろうと話した。また、このような計画が成功するためには、北韓(北朝鮮)が市場改革を推進することが必要だと強調した。

この日の会見はキム大統領が南北首脳会談以後、海外のマスコミと行った初の会見で

キム大統領は18日にはアメリカのロサンゼルス・タイムス紙と、19日は日本のNHK放送とそれぞれ会見する予定だ。