政府と大韓赤十字社は18日、8・15離散家族交換訪問団の平壌(ピョンヤン)訪問の際、空路を利用する方策を積極的に推進することにし、19日にも板門店連絡官との接触を通じ、これを北朝鮮側に提案する方針であると伝えた。
政府当局者はこの日、「先月30日の南北赤十字会談の際、離散家族交換訪問の経路として陸路または空路を利用することに合意した」ことを明らかにした。
一方、政府と大韓赤十字社は、北朝鮮の離散家族再会候補200人の韓国側家族の生死を確認する作業が18日で事実上完了したことにより、再会団の名簿交換のための準備作業に取りかかった。
この日の午後6時現在、韓国側家族の生死が確認された人は179人であると大韓赤十字社は発表している。しかしテレビ局などによる非公式集計では、190人余りの生死が確認されたと伝えられた。