「私たちは1つ」
28日、ピョンヤンで開かれる南北親善卓球大会で、南北の選手が一つになる混合複式組がつくられる。
14日から5日間ピョンヤンを訪問し、実務会議を終え帰国した大韓卓球協会のキム・チュンヨン副会長は、19日「サムスン生命卓球団と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のモランボン卓球団と親善競技を開き、男女単・複式と混合複式など5試合を行うことにした」と発表した。
キム副会長は、「交合複式は南の男子と北の女子、南の女子と北の男子で構成した二つの組を編成することにした」と付け加えた。これによって、親善競技ではあるが、南北の選手で構成された複式組は91年の千葉世界選手権大会以来、9年ぶりのことである。
今回の親善競技に出場するモランボンチームには千葉世界大会出場の経験がある古参キム・ソンヒが男子チームを先導し、女子チームには北朝鮮の女子ランキング1、2位のキム・ヒョンヒ、キム・ヒャンミがいる。
一方、キム副会長は「来年の大阪世界選手権大会に向けての単一チームの構成については、公式的な話しはないが、北朝鮮がこれを前向きに検討しているという印象を感じた。8月、済州(チェジュ)で開かれるホープス大会への参加は、一週間くらいすれば結論が出るはず、という話を聞いた」と述べた。