農林省は23日、22日の集中豪雨で京畿道ファソン地域の水田5354haが浸水するなど京畿道と忠清南・北道、全羅北道地方の水田1万3460haが浸水する被害を受けたと発表した。
またこの日午前現在、京畿道イーチョンと忠清北道ウムソンで11haの田畑が流失し、水利施設22個所が部分的に破損するなどの被害を受けた。京畿道ヨンインとピョンテク地域では養鶏場が浸水し3万5千余羽の鶏が死んだと集計された。浸水被害地域にはビニールハウス592haが含まれている。
農林部はしかし、水に浸かっていた水田の85%である1万455haは23日午後3時現在は水が引き、今日中に2000haの水田からも水が引くものと予想されているため、被害は徐々に復旧に向かっているとし、今後天候が回復し、気温が当分の間摂氏25〜29度以上を維持した場合、病虫害が拡散する恐れは少ないとしながらも、浸水した水田は排水と防除を即刻実施した場合、収穫量減少の被害を最小限に食い止めることができると述べている。