Go to contents

「韓国旅行の際は、注意すること」

Posted July. 24, 2000 12:18,   

한국어

米国務省が20日、 ホームページ(www.state.gov) の旅行情報欄に「最近韓国でアメリカ人に対する[無差別的な攻撃]が数回に及び発生しただけに韓国を旅行する際は団体で行動するなど、気をつけなければならない」という警告文を掲載したことが23日確認された。

米政府のこのような措置は、「韓米駐留軍地位協定(SOFA)」の改正交渉と米軍の爆撃とからんで発生したメヒャン里事件などと関連して韓国内に反米感情が高まっているという判断によるものと見られる。 米国務省は、 これまで自国民が海外でテロの対象になるなど、安全に深刻な脅威があると判断された時にこうした警告文をホームページに掲載してきた。警告文は、 「この数週間韓国ではアメリカ人に対する暴力事件が数件発生した」とし、 「ソウルのイテウォン(梨泰院)などを旅行する際は、 常に警戒し、(韓国)人の多い所には一人で行くことを避け、疑わしいことがあれば直ちに警察へ通報せよ」となっている。 さらに、 「韓国旅行を計画している人は、 出発前に国務省の関連部暑と(安全問題などを) 相談すること」とアドバイスしている。 政府関係者は、 「最近アメリカ人に対する感情的な暴行事件が数件あったのは事実だが、 アメリカ人だけでなく全世界からアクセスする米国務省のホームページにこのようなことが掲載されたのでは、 韓国の対外的イメージに影響を及ぼすと語った。

しかし、 「不平等なSOFA改正国民行動」のチャ・スンヨル(車承烈)事務局長は、「韓国民の生存権の要求さえ「無分別な反米感情」と認識してしまう米側の偏よった考え方をそのまま表わしたものだ」とし、「韓米間の平等な関係を希望する韓国民の声を欺瞞してはならない」と批判した。