去年1年間、韓国の石油消費はインドに次いで世界で2番目の伸び率を示した。
このような流れは、今年まで続き5月末現在5.6%増加している。液化天然ガス(LNG)は21.3%、有煙炭は9.7%、そして原子力は12.1%増え、石油だけでなくあらゆるエネルギーの消費増加率が早すぎると言われている。
23日、産業資源部と韓国石油公社の発表によると、99年韓国は、一日平均215万5,000バーレルを消費したという事だ。これは98年の201万バーレルに比べ、15万5,000バーレルも増えたもので、7.71%の増加率である。
世界の石油メジャー企業であるBPアモコ社の報告書によると、99年の石油消費の一日平均増加率は、インドがもっとも高く、その次が△韓国 △中国 △アメリカ △ロシア △フランス △ブラジルの順であった。経済協力開発機関(OECD)加盟国の中では、韓国の増加率が断然1位を占めているのである。
石油の消費量においても韓国は、アメリカ、日本、中国、ドイツ、ロシアに次いで世界6位を占め、98年の世界7位から一段階上がった。BPアモコ社は、「韓国のエネルギー消費量は、非常に早いスピードで増えている」として、「エネルギーの価格が急騰しているだけに、石油を生産していない韓国にとっては大きな負担になるはず」だと懸念を表した。