サッカーの2002年ワールドカップ組織委員会の朴世直(パク・セジク)委員長(67)が24日、組織委の会議室で予定外の記者会見を開き、自らの進退問題に対し、「まず、大統領に自分がワールドカップの成功的開催に適任者だと伝える。それでも更迭すると言われるならそれに従う」と語った。
しかしパク委員長は、「1月に満場一致で再選する時は黙っていたのに、総選挙が終わるやいなや委員長を更迭しようとするのは大義に反することだ」と強く反発した。パク委員長は、「ワールドカップは政治力よりは専門性が求められる行事だ」とし、「88年のオリンピックの開催を成功させ、2年2カ月間ワールドカップの準備をしてきた自分が適任者だ」と主張した。
梁鍾久(ヤン・チョング)記者 yjongk@donga.com