三星生命、現代証券、双竜火災等財閥系列の金融、保険会社が議決権を行使することができない系列社保有株式で株主総会で議決権を不法に行使したことが明らかになった。
公正取引委員会は26日、上位30の大規模企業集団所属の77金融、保険会社を対象に、系列社に対する不法議決権行使の有無を調査した結果、8つの会社の違法事実を摘発、新聞公表及び是正命令処置を下す予定だと発表した。
公正取引法は、財閥が顧客の預託資金で系列を拡張したり、系列社に対する支配力を強化するのを防ぐために、30大大規模企業集団所属の金融機関や保険会社が、系列社保有株式に対する議決権を行使できないように規定している。