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テコンドー用品市場が熱い

Posted July. 27, 2000 11:17,   

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「限りない市場、商品価値あり」

テコンドーがシドニーオリンピックの正式種目になった後、その人気がますます高くなっている。テコンドー人口は全世界に約5000万人。これによるテコンドー用品市場の規模も巨大だ。道服(テコンドーのユニフォーム)などの6つの基本品目を購入するだけでも約15万ウォンほどの費用がかかることからもその市場規模の想像はつく。現在、国内企業は外国系のアディダスを含め6企業が関連用品を製造、販売している。しかし、売上高は86億8000万ウォン(98年)にすぎない。その上、一部の企業はバングラデシュやパキスタン、中国などに外注して生産した安価で粗悪な製品を韓国製として販売しており、問題になっている。世界各国のテコンドーの師範らが「宗主国」韓国の用品を購入したくても、品質が落ちるので背を向けられているのが現実だ。

これに反して米国テコンドー協会(ATA)はフランチャイズを投入して用品だけでなく、テコンドーのプログラム、師範など、全てを中央が体系的に管理する。その収益もかなりのものだ。

このような中、スポーツ専門企業を目指すコーサシステム(株)(KOSA SYSTEM)が25日、弘益(ホンイク)大学の美術デザイン工学研究所と「テコンドー用品デザイン開発業務産学協力調印式」を開き、本格的にテコンドー用品市場に飛び込んで関心を集めている。コーサは大韓テコンドー協会の公式キャラクター制作企業であるナイトストームメディア(NSM)と提携を結び、ATAのようなテコンドーフランチャイズ事業を推進する計画もある。



梁鍾久(ヤン・チョング)記者 yjongk@donga.com