朴世直（パク･セジク）委員長辞任

2002年ワールドカップサッカー大会組織委員会の第2代委員長である朴世直（パク･セジク）氏が27日に辞意を表明した。

朴委員長は「ワールドカップ組織委の諮問委員らの再考の希望があったことと、大統領の意志を尊重して国家の大事業であるワールドカップの開催成功のため、総合的に考えて退く決心をした」と述べた。また「来月の8日に後任委員長へ業務引継ぎを行なう予定で、98年5月21日に委員長となりワールドカップ開催準備のため最善を尽くしてきた。後任者は困難無く業務を推進できるだろう」と述べた。

朴委員長はこのところの去就問題のため文化観光省との激しい争いとなり、所属政党である自民連においても留任を要請するなど政治問題へと広がりを見せていた。

一方、同委員長の後任者には趙世衡（チョ･セヒョン）民主党常任顧問と李洪九（イ･ホング）駐アメリカ大使らが候補として挙がっている。

クォン･スンイル記者 stt77@donga.com