東海(日本海)のロシア水域で操業していた韓国のイカ釣り漁船3隻がロシアの海軍艦艇に拿捕された。
27日の水産業協同組合のソクチョ(束草)漁業無線局によると、同日午前11時45分頃にウルルンド(鬱陵島)の北東200マイル海上のロシア経済水域(北緯40度40分、東經132度31分)でイカ漁をしていたソクチョ港船籍のホンサン丸(29t·船長イ·クァンイク)が「慶尚北道クリョンポ(九龍浦)船籍の第33イルジン丸(105t·船長ソ·インド)など他の漁船2隻とともにロシアの海軍艦艇に拿捕された」と無線で報告した。
拿捕された漁船はロシアのナホトカ港に向っており、これら3隻の漁船には合わせて28人の乗組員が乗っていると伝えられている。ホンサン丸は25日に慶尚北道ジュクビョン港から出発しており、共に拿捕されたクォンチャン丸とイルジン丸はそれぞれ20日と21日にクリョン浦から出港した。