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米朝初の外相会談

Posted July. 28, 2000 20:34,   

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北朝鮮の白南淳(ペク・ナムスン)外相とアメリカのオルブライト国務長官は28日の午後2時45分(現地時間)から20分間、バンコクのシャングリラホテルで両国間初の外相会談を開き、北朝鮮のミサイル問題等の懸案について協議した。

両外相は今回の会談で両国の関係正常化の必要性に対する互いの意思を確認したものと見られる。しかし、最大の懸案である北朝鮮のミサイル及び核問題とアメリカの対朝経済制裁に対しては互いの立場の違いを狭めることはできなかった。

両外相は両国の関係改善を包括的に協議する閣僚レベルの高官会談を早期に開催することで原則的に合意し、9月上旬にニューヨークで開かれる国連のミレニアム首脳会議で両国の高官レベルの会同問題についても打診したものと伝えられている。

白外相は特に北朝鮮のテロ支援国リストからの解除と対朝軽水炉建設遅延に伴う補償等に対するアメリカの解決意思を促したものと見られている。

オルブライト長官は北朝鮮の金正日(キ厶・ジョンイル)国防委員長とロシアのプーチン大統領との間で話し合われたものと見られている北朝鮮の条件付きミサイル開発放棄説に対する真意の確認を求めたが、白外相は具体的な返答はしなかった。

これに先立ち、韓国の李廷彬(イ・ジョンビン)外交通商部長官はオルブライト長官と会談し、対北朝鮮政策に対する両国間の協調体制を確認し、韓米駐屯軍地位協定(SOFA)改定交渉等、両国間の懸案について協議した。