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現代事態の見方

Posted July. 30, 2000 19:32,   

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現代グループ事態が依然として台風の目だ。ボールは市場サイドに落ちた。

現代建設は先週末、やっと不渡りの危機から逃れることができた。金融機関の手助けなしで自力で資金を調達した。貸出の満期が来る来月末までの至急な事柄はまず処理したといえる。

だからといって火元まで完全に消したとはいえない。

問題は市場である。資本市場でどう反応するかによって現代号の未来が左右される。

資金市場では現代関連の株価が財務指標より低く評価されたと見る視角が少なくない。

資金難という危機の峠も越えたので投資の機会と見られることもある。その反面、現代問題を長年の持病と見て、今回を機に整理したいと思っている勢力も相当ある。特に最近の

系列社間の戦いと系列分離の約束不履行による政府との葛藤などによって現代に失望したという世論も少なくない。この二つの勢力間の需給攻防戦は見逃せないゲームになるだろう。

特に外国人の評価が注目される。監督当局が外資導入過程での違法行為でイ・イクチ現代証券会長をどう処理するかも大きな変数である。

31日、発表される財閥企業の結合財務諸表も新たな台風だ。系列企業の内部での取引を

除いた純粋な財務諸表が発表されるのは今回が初めて。透明性の向上を図るためIMF(国際通貨基金)が要求したものである。新しい基準によるこの財務諸表は企業別の信用度を新たに書き表すこになるだろう。特に負債比率が高くなる企業を注目する必要がある。

この他に△上場社の半期実績(8月15日頃、確定発表予定)△ウォークアウト企業の整理△不当な取引調査の強化△景気論争△デウ・グループに対する責任を質す問題(キム・ウジュン[金宇中]前会長の法的処理問題を含む)なども注目すべき変数である。