ベンチャー企業 危機ではない

最近、一部で起きている‘ベンチャー産業危機論’に対して、財政経済省が「危機だとは評価できない」との反論を翻した。

財経省は30日、‘ベンチャー産業危機論に根拠はあるか’という報告書で、「ベンチャー企業の創業が活発で、優秀なベンチャー企業は堅実な成長ぶりを持続しており、ベンチャー投資も着実に行われている」と主張した。

財経省はまた、コスダック市場の沈滞により一部のベンチャー企業が経営上困難な状況を見せているが、かえってベンチャー産業が核心的優良企業に再編されるいい機会になると語った。

この報告書によると、今年1〜5月の新規ベンチャー企業指定数は2176社と、昨年の年間2892社に比べ、月平均基準で80%の増加率を記録した。

また、今年上半期には100位内の情報通信関連の中小企業の売上高は昨年同期より62%増加の2兆4400億ウオンで、今年の年間当期純利益は119%、輸出は128%、従業員は31%それぞれ増加するものと見られている。