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駐韓米軍司令官捜査渋る検察

Posted August. 03, 2000 12:13,   

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駐韓米軍の毒物無断放流事件の責任を問い、緑色連合(市民団体)が駐韓米軍のトーマス・シュワーツ司令官を告発したが、検察がその捜査に消極的な態度であると指摘されている。

緑色連合が在韓米軍司令官をソウル地方裁判所に告発したのは先月20日である。しかし、検察は告発状が受け付けられてから10日も過ぎた今月2日までも、法律検討を終えてないことが伝えられた。

検察の関係者は「最近、検察の人事移動がより捜査担当者が替ったため、法律的検討が遅れている」と解明した。しかし、検察は最初から捜査日程をなるべく遅らせるという意志を明らかにした。

検察の関係者は先月21日、「あらゆる社会的な問題を解決するにおいて、公権力は常に最後の手段となるべきである」として、迂回的にそのような意思を述べた。

駐韓米軍司令官を直接呼び捜査すること自体がかなりの負担であるとみなしている検察としては、捜査を始める前に政治・外交的に何らかの答えが出ることを期待している。