韓国政府と大韓赤十字社は4日、離散家族訪問団を構成するための「第4次人選委員会」を開き、8・15離散家族訪問団の選定基準を最終的に決定した。
「人選委」は同日、候補者100人の名簿も確定する予定だったが、5日正午までに北朝鮮側から追加生存者の名簿が通報されるのを待ってから最終訪問団100名を確定する計画だ。
「人選委」は、北朝鮮に生存している家族に対して、①両親、配偶者、子供②兄弟姉妹③そのほかの家族、という順番で決める方針だ。
したがって、北朝鮮に109歳の母親が生存していると判明された張二允(ジャン・イユン・71歳)氏をはじめ、直系家族が生存していることを確認された39人は、全員訪問団に含まれる見込みだ。
配偶者の生存が確認された人は17人、子供が生存していると確認された人は21人と集計されている。
一方、大韓赤十字社の関係筋によると、「今回の訪問団から除外された人も、今後、面会所が設けられたら、優先的に再会できるようにする方針だ」と述べた。