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民主党、自省の声高まる

Posted August. 04, 2000 21:28,   

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韓国与党の民主党が無気力症に落ち込んだ。これは根本的な刷新をせずには解決できない。

民主党の全党大会の最高委員の選挙を控えて与党危機論と、党の刷新論が最大の懸案として浮上している。最近の国会での無気力なムードと党内でのもめ事、各種の社会問題に対する安易な対応など、執権与党としての役割を果たしていないとの自省の声が高まっている。

党は幹部の機嫌をうかがうばかりで、自律的な解決能力を喪失してるという見方が強い。趙舜衡(チョ・スンヒョン)議員は出馬宣言文で、「現在の危機は、去る2年間、民主党の総裁である大統領の判断と指示なしには、独自的に対処ができないなど、政策を提示する執権政党としての役割と機能を失った」と主張した。

趙議員は、「ミンクゲート事件(高位級幹部の奥さんらのロビー活動)の際も、最初から特別検事制度を通し、積極的に対処すれば簡単に済むことだったのに、上役の様子を伺うだけであって、むしろ事件を拡大させた」と党指導部の無責任さを批判した。

金槿泰(キ厶・クンテ)議員は、「政権交替とIMF克服過程ではさすがに党としての方向性に従うことは必要だったが、今は活気的な討論が必要な時代である」と「服従」に慣れている党体質が最大な問題だという立場を見せた。また、「金大中(キ厶・テジュン)大統領が平壌での南北首脳会談に参席した際、党は医薬分業に対して、徹底的な準備をすべきなのに、浮き浮きして效果的な対処できなかった」と怒りを露わにした。

ある候補は、「党の人的資源の管理システムがなく、何人かの権力者の個別判断によって、人事が決定されるケースが多いなど、党の関係者の大部分は、不満だけが積もっている」とし、「党自体がこういうものだから、一般市民の不満はもっと募っているのではないか」と述べた。