警察庁のサイバーテロ対応センターは、インターネットサイトをハッキングし、50万人の会員情報を盗み出し、この情報を自分に有利なように操作、インターネット景品イベントで、景品をもらおうとした疑い(情報通信網利用促進法違反)で、コンピュータープログラマーを逮捕した。
警察によると、チョンさんは先月6日、数個のインターネットショッピングモールの商品価格を比較しようとウェブサイトを訪れたネチズンらに情報を提供する3つのインターネット会社のサーバーをハッキングし、加盟会員50万人の個人情報を盗み出した疑いがあるということだ。
チョンさんはまた、先月20日、インターネット会社の会員の中から、新規会員の加入推薦の実績の優秀な人にあげる、ノートパソコンなどの高価の景品をもらうために、新規加入推薦者の情報をハッキングし、優秀加入推薦者の名を自分の名前に替えた疑いもある。
警察の調べによると、チョンさんはコンピューター運営体制であるMSウィンドーの「共有機能」がもっている保安上の問題点を利用して、データーを調べた事がわかった。
警察の関係者は、「MSウィンドーの共有機能はハッキングによく使われている」として、「事務所で職員間に共有機能を利用するときは、必ず秘密番号を使うべきである」と話した。