大韓赤十字社(張忠植[チャン・チュンシク]総裁)は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が先月26日に在北離散家族の生死与否を通知してきた138人から、平壌を訪問する離散家族訪問団100人を5日に確定した。
韓赤関係者は、北側が生死確認ができなかった62人を追加しているが、これ以上は期待できないという事情を伝えてきたとし、韓赤は人選委員会の選定基準に従って100人を確定したと明らかにした。
これにより、109歳の母親が生きていることが確認できた張二允(チャン・イユン、71)さんら直系家族が生存している39人の他に、兄弟姉妹の生存が確認された68人中、年齢が低い7人を除いた61人が対象者に選ばれた。
同関係者は訪問者に確定した100人に対しては個別通知する予定であるとし、選ばれた100人野中で、何らかの事情で平壌訪問ができない人がいた場合、人選基準に従って次順位者を繰り上げる方針だと語った。また今回の訪問団から除外された人は、今後面会所が設置された時に優先順位が与えられることが明らかになった。