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韓国支配秘史を初公開

Posted August. 08, 2000 12:28,   

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36年間韓国を統治した「朝鮮総督府」の高位幹部など、120名余りが当時の支配状況などについて証言した録音テープが8日、日本で公開された。

これは学習院の東洋文化研究所が保管してきたもので、リールテープ480本、延べ800余時間分量である。録音は58年から62年までに、研究者との質疑応答の形になっており、証言者のうち、朝鮮総督府の序列2位の政務総監3名と主要局の課長など、高位官僚30名余りも含まれている。朝日新聞は8日付で、このテープの存在を公開し、10名の証言を紹介した。

当時、総督府高位幹部らは、創氏改名に対して反発が強いというを熟知の上で、創氏改名を賛成する一部の韓国人を利用し、政策を強行したという。

「内鮮一体政策」(朝鮮を日本化しようとする政策)を施行し、民族的抵抗が高まりながら韓国社会全般に対する警戒を強めたという事実など、率直な発言も録音されている。

また、旧ソ連との接境地帯警備と関連し、警察官らがチフス菌を使ったという証言も入っており、実際、細菌戦をしたのではないかという推測も生み出している。日帝は朝鮮総督府が保管していた文書の殆どを1945年、敗戦直後に廃棄したため、この肉声記録は諸植民地政策の推進背景など、貴重な資料になるとみられる。

しかし、証言の中には、植民地支配を正当化しようとする解明性発言も多く、この部分について、検証過程で論争を巻き起こす可能性が高まっている。