韓国が輸出商品において世界で4番目に多くの反ダンピング措置を受けているとの調査結果が明らかになった。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は世界貿易機構(WTO)の資料を引用し、輸出商品に対し反ダンピング措置を多く受けている国家は中国、ヨーロッパ連合(EU)、日本、韓国の順であり、逆に反ダンピング措置を多く下す国家としてはアメリカ、EU、メキシコ、カナダの順になっていると8日発表した。
中国は今年に入り7月までに、輸入国から69件の反ダンピング措置を受け、EUは46件、日本は43件、韓国は40件、台湾は34件、アメリカは26件であった。
アメリカはこの期間、輸入商品に対しダンピング調査開始の決定、予備判定、最終判定等、総計145件の反ダンピング関連の措置を取り、世界全体の反ダンピング措置(259件)の56%を占めている。