金大中(キム・デジュン)大統領は8日、今週中に現代(ヒュンダイ)事態と医薬分業問題などの懸案に対して全力を傾けて状況を好転させ、内閣の国政運営能力を国民に再確認させる契機にするように新内閣に指示した。
キム大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)で8.7改閣後初の国務会議を開いてこのように指示し、任期後半の内閣は持続的な改革を通じて、韓国が先進国の隊列に進入することができるように最善を尽くすことを各閣僚に促した。
朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)公報首席秘書官はキム大統領の言及と関連し、今週中に現代問題等を解決するように期限を提示したのではなく、問題解決に集中して努力することを求めたものだと説明した。
キム大統領はまた、任期前半の内閣は改革の政策と方向を示して成功し、世界がこれを認めているが、一方では市民と市場が不安を感じていた面があったのも事実だと語った。
これに先立ちキム大統領は月曜日、新任閣僚に任命状を与える席で来年の2月25日には任期が3年になるが、その時までは今まで推進してきた改革を完全に軌道に乗せた後、持続的な改革を推進していかなければならないと語ったとパク首席は述べた。