Go to contents

社会の冷遇に不満の30代が市民に硫酸かける

社会の冷遇に不満の30代が市民に硫酸かける

Posted August. 11, 2000 14:23,   

한국어

社会が自分に冷遇したとして、これに対するうっぷん晴らしで就寝中の主婦と登校中の女子高生に硫酸をかけた30代の男が逮捕された。

京畿(キョンギ)道ヨンイン警察署は木曜日、この男に対して暴力行為による法律違反の容疑で拘束礼状を申請した。

警察によるとこの男はこの日の未明、京畿道ヨンイン市の30代の女性宅の地下室の防虫網を破って進入、眠っていたユン氏に硫酸をかけた。

驚いたユン氏が大声をあげたため逃げ出したホン容疑者は、1.5キロ離れたイングン高校に入り、登校途中であった同高校3年生の女子学生に向かって黄酸をふりかけ、顔と手足に2個所の火傷を負わせて逃走したが、通報を受けて出動した警察に抵抗の末逮捕された。調査の結果、ホン容疑者は勤務中の食用油製造会社から、沈殿物分解用の硫酸200ミリリットルを9日の夜自宅に持ち帰って犯行に使用したことを自供した。また、警察の取り調べに対して「前科者であるということで社会が自分に冷たかったことに我慢できず、その不満で目に止まった人に硫酸をかけた」と答えた。