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政府、8月15日光復節を迎え、大掛かりな恩赦復権断行

政府、8月15日光復節を迎え、大掛かりな恩赦復権断行

Posted August. 13, 2000 20:48,   

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政府は14日午前、今年で55回目の光復節を迎え、特別赦免を断行する。

法務部の関係者は、特別赦免の対象を公安法や選挙法、経済関係法違反の犯罪者、軽犯罪者ら、合わせて3万人以上だとして、14日の閣議で採択され次第、発表する考えだと述べた。

特別赦免の対象が3万人以上となるのは、93年と98年の大統領就任をめぐる特別赦免以来、3回目となる。

特別赦免の対象は、15日午前10時を期して、刑の執行停止と仮釈放、残りの刑執行が免除され、服役中の刑務所などから釈放される。また復権の対象者は、刑宣告実行などの措置で、公民権が回復される。

今回の特別赦免では、人道主義的なレベルから40人あまりの死刑囚の一部が無期懲役に減刑され、時局公安違反の服役囚のなかでは、北朝鮮から派遣されたスパイで、ソウル檀国(タングック)大学の元教授としてカンスという異名を持つ鄭守一(ジョン・スイル)氏、選挙犯としては、96年の国会議員選挙で選挙法を違反したとされる李明博(イ・ミョンバク)、朴啓東(パク・ゲドン)、洪準杓(ホン・ジュンピョ)、李基文(イ・ギムン)元議員らが含まれているとみられる。

また、不正事件に絡んで実刑判決を受けていた金永三前大統領の二男、金賢哲(キム・ヒョンチョル)氏が刑宣告実行を通じて復権されることになり、韓宝(ハンボ)グループや青丘(チョング)グループの不正事件に絡んでいた元大統領総務主席秘書官の洪仁吉(ホン・インギル氏、脱税の罪で実刑が言い渡された中央日報の洪錫鍱(ホン・ソンヒョン)会長も赦免されるものとみられる。