統一展望台、観覧客1000万人突破

韓国戦争で分断された現場を一目でみられる京畿(キョンギ）道波州（パジュ）市臨陣（イムジン）江の河口、自由路周辺に設立された烏頭（オドゥ）山統一展望台が、前月27日で観覧客1000万人を突破した。92年9月に開館した以来、8年ぶりのこと。

統一展望台側は13日、このうち、外国人観光客が57万人だ、と発表した。統一展望台は、最近、韓国と北朝鮮の和解ムードに合わせ、北朝鮮の一般住民の家庭や人民学校教室をそのまま移して置いたような「北朝鮮体験室」を新設した。また、統一展示室には、分断以来6・15南北首脳会談に至るまでの「統一努力の足跡」を観覧できる新たなコーナもある。既存の北朝鮮展示室には、衣食住、教育、恋愛と結婚、勤労者の生活などを見学できる写真や物品、400余点を展示している。