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ハンナラ党李総裁、訪北問題で党内緘口令

ハンナラ党李総裁、訪北問題で党内緘口令

Posted August. 16, 2000 19:46,   

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ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁が北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)の金正日(キム・ジョンイル)総書記の招請の用意があるという発言について16日、党内に緘口令を下した。

李総裁は総裁団会議で、政府当局や北朝鮮から何の連絡もない以上、現在としては党の立場を明らかにする段階ではないとし、今後この問題はスポークスマンを通してだけ公式の立場を伝えると釘をさした。

李総裁の緘口令は訪北招請問題に関して様々な話が出た場合、党内の対北路線の混線だけを引き起こす懸念があるという判断によるものと見られる。実際に党内の視角は食い違っている。一角では党が南北問題にもう少し積極的に対処すべきだと行っているが、保守的な議員たちは単純な訪北は金大統領の二番煎じでしかないと反対している。李総裁は未だに自身の考えを明らかにしていないが、時間が過ぎれば過ぎるほど肯定的な方向に傾いているような雰囲気だ。李総裁はすでに統一と平和定着のためになり、国民と党の利益になることなら誰とでも会う用意があると述べたことがある。

ある側近は、李総裁の訪北の可能性については、まず単独会同が前提にならなければならず、北に拉致された漁民の生死確認や離散家族再会の追加開催の約束等、野党総裁が訪北するだけの条件が整わなければならないと語った。