政府は △北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)側訪問団の国内ホテルでの滞在費 △再会行事と公式午餐及び晩餐費用 △航空及び貸切りバスの運賃など、諸費用を事後精算方式で支出することになる。
政府が負担する行事関連の費用は20億ウォン〜30億ウォン程度。
北朝鮮を訪問している韓国側訪問団100人と、北朝鮮の血族と再会した韓国側の離散家族が使った費用は、一家族当り250万〜300万ウォン程度で、合わせて5億〜6億ウォンと推定されている。そのほとんどは贈り物と現金(限度額1000ドル)の形で北朝鮮側の家族に手渡された。
結局、今回の期間中に政府と南側の離散家族が負担した費用は、25億〜36億ウォンと推算されている。これには交通統制による渋滞や一般人のホテル利用における不便、 公務員の動員による国民の不便などは含まれていない。
これらの間接費用まで含めた場合、有形及び無形の社会的費用は、合わせて30億〜40億ウォンに上ると行事関係者は推算している。